Rsガードフェンス(車両用剛性防護柵)
Rsガードフェンス施工状況写真
急速施工を可能としたコンクリート製剛性防護柵 NETIS登録 SK-180014-A
特殊スペーサーにより工期を大幅に短縮可能に
目地部に特殊スペーサー(右写真)を使用することで、目地モルタルを充填する前にPCより線による緊張作業が可能である。また、より線を2段で緊張することで1本の径を小さくし、挿入作業を簡素化した。これらによって従来工法・従来製品より工期を約3割程度短縮可能です。
Rsガードフェンスの適応条件について
「防護柵の設置基準・同解説」に準拠した製品仕様
Rsガードフェンスは「防護柵の設置基準・同解説」また、「車両用防護柵標準仕様・同解説」(以下規定)に準拠して設計されており、形状も同等のものである。
【適用範囲】
・規定にあるSB・SC道路に対応。
【適用条件】
・25tonラフテレーンクレーンでの作業が可能であること
・施工延長35m以上であること
・製品の搬入が可能であること(大型10ton車両以上)
【特に適用効果の大きい箇所】
・道路の早期解放を必要とする工事
Rsガードフェンス性能検証実験
2018年5月8日高知県高知市一宮(高知中央産業団地内)で実験を実施
(株)第一コンサルタンツ・(有)創友を主導とし、愛媛大学防災情報研究センター協力のもと静的実験を行いました。
剛性防護柵SB種フロリダ型の設計衝突荷重58KN相当荷重を連結仮設したRsガードフェンスに載荷し、荷重作用時の変位挙動について検証を行っております。この結果として、
・荷重作用時において損傷は無く、全体の変位も弓なりで連結性も確保できていた。
・荷重載荷時の最大変位量は3.5mmと微小で、残留変位も弾性限界の範囲内であり、剛性防護柵として十分な性能を有していることが確認できた。